医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

言い訳しない!

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!そろそろ新生活にも慣れてきた頃でしょうか。元気な新3年生からバトンをもらってから早5日。更新の間が開いてしまって大変申し訳ありません。新4年メディ女スイマーです!

 

気が付くと引退まであと数か月。つい最近入部したつもりだったのですが本当に時の流れは速いものです。ちいかわのすすめだの桐灰のカイロが好きだのそれ以外は何書いたかも覚えていないくらい好き勝手書いてきたブログですが、最後くらいは少し真面目に思うところを書いてみようと思います。(長編の予感、、、)

 

 

運動とは無縁の生活を送っていた高校時代を経て大学生になり、なにか運動部に入ろうと思ったときに水泳部を選んだ1つの大きな理由は「個人競技だから」というものでした。水泳ももちろん他人と速さを競う競技ではありますが、同時に過去の自分の記録との闘いでもあります。その「自分との闘い」という部分に関しては、経験者だろうが初心者だろうが関係なく同じように戦えるという部分に魅力を感じました。

 

この入部してからの自分の3年間を振り返ってみると、何かで入賞しただの10傑にはいっただのそんな華々しい結果は何もありませんし、この期間でものすごくタイムが伸びたとかここがターニングポイントだったとかそんな画期的な出来事もありません。それでも、色んなものを得た3年間だったなと思います。

 

ずっと水泳をやってきた人にはやってきて人にしかわからない苦労があるでしょうし、初心者はじめには初心者はじめなりの苦労がありました。伸びしろしかないはずなのに思うようにタイムが伸びなかったり、どんどん速くなっていく周りに焦ったり、テスト前だろうが何だろうがばか真面目に部活行ってるくせにたいして速くならないとかださ、なんて思っていたときもありました。

 

それでも、何とかここまで続けてこられたのは、一緒に頑張っている同期、先輩後輩の存在や本当に少しずつではありますが日々の練習の成果が記録として出てきたからだと思います。私のベストを自分のことのように喜んでくれる友達がいて、またその逆もしかりで、本当に幸せだと思います。これだけきつい練習を共にしているからこそ互いのベストが出たときの嬉しさも分かち合えるのです。

 

そういえば、不貞腐れていた時に「ただ練習行ってるだけで速くなるなら誰も苦労しないんじゃない?」と言われ、頭をがつんと殴られたような気がしたこともありました笑

大学の部活でそこまでストイックになれるかは正直人それぞれだと思いますが、でも何か目標を決めてそれに向かって考えて、努力して、その結果がタイムという分かりやすい形で表れるというのが水泳の楽しさだと今改めて思います。

 

結局、入部したときと特に考えは変わっていないのですが笑、でも結果がわかりやすいがゆえにきつい部分も知ったからこそ、実感を伴って思うのです。そして、ともにいろんな時間を過ごした大切な仲間を得ることができたと思います。

 

ここまで、すごく自分のこれまでの部活生活に満足している人感を醸し出してきましたが、実は幹部になったときに立てた「半フリで35秒を切る」という目標はまだ達成されておりません。リサクラも始まり、雲行きが怪しくなってきましたが残り数カ月ベストを尽くそうと思います。言い訳はしない!

 

 

あまりに長くなりました。本当に誰向けなのでしょうか。自分で振り返ってまた明日から練習頑張ろうとか思ってます笑

 

さて、続いては対面実習の日々に心身ともに疲れていそうな副将です。コミュ障キャラを張っている彼ですが、実はお姉ちゃん2人に鍛えられており、今年のホワイトデーには同期とともに差し入れをするという女心もわかるすごい男です。