医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

また攣ってしまいました

初めまして!

看マネさんからバトンを受け取りました。新入生ブログ、アンカーの医2!?スイマーです。前回の更新からの時の隔たりに気付いてしまった読者の方、申し訳ありません。幹部の先輩方もお待たせいたしました。

 

ついに始まりました、オリンピック東京2020。私もブログの投稿やらお勉強をそっちのけにサッカーの初戦、対南アフリカ戦に見入ってしまいました。いやー、やっぱりオリンピックならではの緊迫感が良かったですねぇ。オリンピック、コロナの感染拡大もあり、開会直前のごたごたもありながら、始まってしまいました。サッカーも無観客、パブリックビューイングも自粛、応援の物足りなさに今後のオリンピックの盛り上がりにも不安を感じてしまいます。これまでも多大な犠牲をはらって日本の医療何とか保って下さった医療従事者の皆様に、さらなる負担でなく、元気を与えられるようなオリンピックになることを願うばかりです。

 

さて、冒頭でも書きましたが、珍しいことに私が2年生になってから医水に入部した経緯をお話いたします。まず、皆さんが疑問に思われているでしょう、なぜ1年で入部しなかったのかご説明します。と言ってもそんなに面白い話ではございません。新生活への期待を胸に大学に入学した私だったのですが、コロナの混乱のなか、何もかもがオンラインで行われる状況に戸惑いながら、慣れない履修登録など、もろもろの手続きに分からないことだらけです。頼れる人もなく、さっそく履修登録でやらかします。医学科でたった一人の受講者となる講義を複数取るなど、普通は取らない講座も時間割の穴を目ざとく見つけて埋めるように履修しまくるのでした。突然の多忙に疲れてしまい、大学生の大事な任務、情報収集さえも怠り始めるように。1か月後、友達(ぎり話せるというレベル)2人。さらに厄介なのはtwitterという存在。高校までSNSはline一筋の人間には荷が重すぎた。lineでの新歓を聞きそびれた私にはなすすべがなく、ようやく始めたtwitterでフォローしてみた同期からは続々と入部の声が。置いてけぼりの私がやっとのことで入部したのが最もゆるい部活の一つである卓球部。それも11月になってからだった。2年になり、バイトを一端休んだことで暇を持て余した私は本当に行きたい部活を探し始めた。興味のある部活を新歓の時期にいくつか回る中、決め手となったのは体験入部で感じた先輩方の優しい雰囲気と健康診断での高血圧の結果でした。今では2年とも1年とも仲が深まり、楽しくやらせてもらっております。

 

そんな私の悩みの種は練習ですぐに攣ってしまうことです。「また攣ってしまいました。」いつも声をかけて下さる先輩に私は言いました。いつも心配をして下さり、対処法もたくさん教えて頂きました。きつい練習を休むために無意識に攣る選択をしてしまっているのではないかと考えることもあります。「それは甘えだな」と先輩は言わず、「自分もよく攣ってるよ」と共感をして下さった先輩が神様に見えました。

さて、先輩からご教授頂いた攣り対処法と、ネットで調べた事から備忘録としてまとめておきます。

 

①攣りの原因の大きな原因は冷えと水分不足、筋肉の疲労にある。

冷えに対しては泳ぐ前や、アップ後などにシャワーで攣りやすい部位を温めることが有効。これは攣った後にも有効である。特に水泳では冷えの影響が大きい。これにより血管が収縮して血行が悪くなると攣る危険性が高まる。

水泳では自分では気づかないうちに水分を失っているもの。こまめにしっかりと水分補給すること。

②他の原因として、電解質のバランスの乱れも考えられる。

水分だけでは失われた電解質が補給できない。塩分チャージなども忘れてはならない。

③ふくらはぎの攣りは主に腓腹筋の強直性の痙攣である。(解剖実習の手引きより)

攣ると筋肉は強く縮んでしまう。どこの筋肉が攣っているのか冷静に判別して、その筋肉をゆっくり無理せず拮抗して伸ばすことが大切。他にも深呼吸をして気持ちを落ち着かせたり、もむなどしてマッサージすることも有効。

最も多いふくらはぎの攣りを伸ばす方法

(日本医師会 赤木 龍一郎(平成28年).日医ニュース こむらがえり -足がつった時の対処法-,第1315号,No.462 : 642 (med.or.jp))

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ふくらはぎがつった時にとるポーズ

 ④練習に戻るタイミング

激しく攣ってしまったり、攣りそうだと予感した時、プールサイドに上がるだろう。上記の対処法などで痛みが治まった時、練習に戻る目安として、その場で軽くジャンプをしてみるとよい。そこで異常や危険な予感が無ければおそらく練習に戻る頃合いだ。

⑤家での対策も忘れずに

一度激しく攣ると"攣りぐせ"がついてしまうこともある。ゆっくりと湯船につかってみたり、入浴後や就寝前にストレッチをすると良い。

 

拙い文章ではありましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。また、投稿が遅くなり申し訳ありませんでした。

そろそろ、幹部の先輩方のブログが始まります。お楽しみに!