医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

1860時間戦えますか

兄です。
弟も真面目な事書いてたので兄も真面目に行きます。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
そろそろ大学にも慣れてきた頃ですかね?
疲れが出やすい頃なので体調には気を付けてください。
新歓リレーも終盤と言うことで、医水の魅力について今さら書くことも特になくなってきました!

ということで、今回は少し現実的なお話を。

最近ニュースでよく耳にする「働き方改革」について。私達が目指している医療関係者に関しては中々にシビアなものになりそうですね。
タイトルの通り、医師については残業が最大で年間1860時間以内という方向で検討が進んでいるようです。
看護師に関しても、どこまで制度が厳格に運用されるかと言うのは、正直怪しいところだと思っています。

医療者になるのがそもそも大変なのに、なってからも法律は守ってくれないのか…なんて思いますが。
三分しか働かないウルトラマンは負けたり多少町を壊しても子供達から大人気なのに、この扱いの違いは如何に。

とは言っても、病み苦しむ人は数多く居る中で、
その対処が出来るのは医療者だけなので、見捨てて逃げ出す訳にもいかないんでしょうし…
私やあなたが残業しないとすれば、他のお人好しな同僚がその分残業することになるだけです。
上限が決まりそうなだけでもマシな気もします

法案に対する賛否はさておき、少なくとも社会は我々に、1860時間の残業に耐えうる医療者になることを求めています。それもこの四年か六年のうちに。

どれだけ脳に知識を詰め込んだところで、身体や精神が壊れてしまったらその知識を生かす事は出来ません。
過労死ラインの2倍を優に上回る過酷な労働環境の中で、ミスの許されない業務を続けていく強靭な肉体と精神を手にするためには、どうしたら良いでしょうか。


水泳部に入れば万事OKです。


水泳は数あるスポーツの中でも圧倒的な運動量を誇り、かつ、練習に参加するだけであれば特別な技術を必要としません。
泳げなくても体力が無くても、週三回の練習に参加するだけで、試験前の徹夜をものともしない無尽蔵の生命力を手にすることが出来ます。
正に、「闘い続ける医療者」へと自らを変貌させるためのスポーツであると言っても過言ではありません。

また、学業面との両立も水泳部では完璧です。
身体を鍛え上げる余り、脳まで筋肉に侵食されてしまっては元も子もありません。試験期間はオフになるので、肉体を鍛えた分、しっかり脳を鍛えることが出来ます。

水泳部どうですかね?
案外アリかもですよ?

次は「不屈」の二つ名を持つあの方。バトンタッチ!