医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

今日は大会前最後の練習でした。

最近、部屋の大掃除をしている途中に見つけたお手紙ボックス。中には、幼稚園から高校まで、もらった手紙が丁寧に残っていました。

……あれ、こんなのあったのかな?小学校三年生の誕生日に担任の先生から頂いたカードを手に取りました。

「ななさんはのんびりしたところが先生と似ていますね。」

のんびり。そうか私は小さい頃、のんびり屋だったのだなぁとクスッと笑ってしまいました。

そして、次に読んだのは中学の吹奏楽の先輩から頂いたお手紙。

「ななちゃんに直して欲しいことがあります。
それは気づくコトです!」

ここまでくると言葉を失いました。

……。

こうした先生や先輩のメッセージは、今になって私の胸に突き刺さってきました。

何を隠そう、私は「のんびり屋」で「気がつかない」女の子なのです。
高校の友達にもマネージャーをしていると話すと、想像できないとよく言われましたが、その理由がやっとわかり、突然恥ずかしい気持ちになってしまいました。
本当に、こんな私がよく水泳部のマネージャーをやろうと思ったものです。引退を目前にして、マネージャーをしていることが自分で信じられなくなりました。引退2週間前の話です。

さて、私がこうして、最後までマネージャーをやりとげることができたのは、私に関わってくださった皆さんのおかげです。

こうなりたいと強く思わせてくれたマネージャーの先輩方、たくさん助けていただいた幹部の皆様、私の拙い回しで練習をし、またエネルギーを与え続けてくれたスイマーの皆様。生活を支えてくれた家族。

そして、切磋琢磨しあったマネージャーのみんな。

枠を変えて、人生の宝物、看護の同期たち。

多くの素敵な出会いに感謝できたからこそ、どんなときも水泳部を続けようと思えました。感謝の気持ちで一杯です。

大会前最後の練習の今日、たくさんのOB、OGさん方が練習に足を運んでくださいました。また、機会に恵まれ、卒一看護の先輩方にもお会いすることができました。

先輩から後輩へ、その後輩が次の代へ。歴史が受け継がれていく瞬間を肌で感じました。

医水民。このブログの名前にもなっていますが、私も卒業生もみんな医水民、医水民は一生のものなんだなと、今日しみじみ感じました。その長い医水民人生のうち、現役でいられるのは本当に一瞬。ここが一番煌めいていないと、医水民全体も煌めかないと思いました。

医水の現役のシーンに私が居られることに感動しつつ、皆さんの頑張りを、煌めきを楽しみに、これからの大会に臨みたいと思います。

あと一週間、皆さんよろしくお願いいたします!

リレー続く〜