医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

学卒再受験スイマーによる医水日記。

ラストは本学医学科6年米澤将克。


本日急きょPE先生よりオファーを受ける。その後再三にわたる桝井からの督促により重い腰を上げるも、文才のない小生としては戦々恐々とペンを執るが、発案はなく自身の文章力の低下を嘆き悲しむ。三年間日記と名の付く文章らしきものは何一つと書いていないため、何らひねりもない文章に、本人も苦しんでいるとご推察願いたい。特に小生の文章に常に多大なる賛辞をよせてくれる本学医学科5年の豊田真寿君が失望しないことを願うのみである。

2014年は小生にとっては競泳に苦しんだ1年といっても過言ではない。対抗戦を除く本大会で出したベストは3回のみ。関東冬季公認と関東夏季公認。ともに全学水泳部の大会で、医学部水泳部の大会ではない。だから医水ベストを出すと意気込んで臨んだ辰巳のMDPNではあったが、わずかに及ばずベスト+0.07であった。その後は練習に費やす時間もできたため、医水とともに過ごした二か月間であった。副将引退後、レースと飲み会には現れるが、全く練習に姿を見せない小生が、練習に来る事実に動揺を隠せなかった部員君たちも多かったのではなかろうか。

この二か月間は他のスイマーやマネージャーと楽しく過ごせた二か月間であった。女子部員たちに鼻の下を伸ばしているとみせつつも、実は水泳のことを考えていたのである。

泳ぎについて言えば今回の東医体では自己ベストを目指したい。また、加藤、岡崎両1年生とリレーに出て、次世代を担う若きスイマーたちに競泳の良さを伝えられればと思う。
と、練習後に、場末の食堂で桝井とうどんを食いながら考えた。
そして何よりも良い形で東医体を終えて皆で打ち上げられたらと。
同学年、後輩たちと楽しく横浜に帰ってきたい。

小林主将筆頭の2014年チームはいいチームだった。最後にこのチームの一員で泳げることを幸せに思う。

気づけば柄にもなく全くひねりのないまともな文章を書いてしまった。医水日記でまともな文章を書くのはこれが最初で最後であろう。

数学者であり、予備校講師であり、デザイナーであり、またピアニストと自称する筆者ではあるが、一番エネルギーを注いだのは競泳かもしれない。一競技者としてまっとうできたら嬉しく思う。

末筆になり恐縮ではあるが、小生の好きなかなは、6時間考えた末に「ま」ということにすることで決着した。理由は文章にまとまりがなくなるため割愛する。
ひらがなリレーが一番頭をひねった。発端者である三好なおが満足すれば幸いである。


あとがき
文末にはなるが、ただでさえ筆の滞りがちな筆者を叱咤激励してくれた橘・桝井両君にはこの場をかりて感謝したい。

ペンネーム 医学をとるか医師をとるか悩む人    2014年8月6日

参考文献
・横市医水民の日常8月4日版 大藪ケンジロウ著

以上。