医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

終わり良くあれ

何というかあっけなく幹部代が始まった。
「え?そういえば明日から幹部じゃね?」
そんな感じで気づいたら、朝起きたら幹部になっていた。実にあっけなかった。
そのあっけなさというのは、形が違えど前幹部や医学6年生、看護4年生の先輩方のほうがより感じていたのではなかろうか。シーズンの締めくくりがないと、こんなにも熱くなれないのかと、とても寂しいなと。
昨シーズンとの区切れ目は9月からと分かっていながらも、心のどこかで曖昧なまま、私は幹部になっていた。
副将という称号を得たが、これといった特別な仕事はない。もはや自明にも看キャプという称号も裏役職として引き継いだが、これもまた現時点では特にやることがない。強いて言うならHP大臣をやっている事くらい。部員みんなの自己紹介ページを編集したり、大会記録、ベスト表などを更新している。最近は練習メニューの作成を始めた。年間予定を立てつつ、月ごとにメニューをプランニングすることは意外と楽しい。

新型コロナウイルス蔓延の影響で、という言葉はもう散々聞き飽きたが、まさにそのせいで前幹部の先輩・同期が積み上げて来た3月までの苦労はほとんど水の泡になった。部員一人一人の努力もそうだ。諸々の大会を始め、メイン大会である看護大会と東医体の開催は全て中止。当たり前にプールでの練習もできない。外出時にマスク着用は絶対。自宅で受けるオンライン講義の日々。飲み会・旅行など遊びへの自粛感。毎日が例年に比べてなんとなく退屈に感じていたと思う。自粛の空気は、もはやそれを読まないといけないという日本人のDNAが作り上げた賜物だとさえ思った。かくいう自分もその1人なのだが。
ただそんな状況下でも、1年生はたくさん入部してくれ、何とか練習も再開し始めた。自分は途中で行くペースが明らかに下がってしまったけれど、毎週のように開催されていたオンライン新歓の効果もあったのだろうか、中心的に頑張ってくれていた部員の皆様には感謝しかない。改めて1年生も医水に入ってくれてありがとう。とりあえず良い方向に進めているようで、良かった。

幹部の1人として言える事は、来年の夏を見据えて動き出したみんなが、このまま水泳面も精神面も成長していって、後悔なく夏を締めくくれたらいいなあってこと。自分自身もスイマー、マネ様もチーム全員、来年みんながこの夏は熱かったと、誰かさんみたいに激アツだったと思ってくれたりしたら、理想に限りなく近い。

スイマー達
・ベストを出す
・入賞する
・リレーに出る
・全種目泳げるようになる 
・長距離に挑戦してみる
・その他
何でもいい。けど、やっぱりスイマーだったら水泳を「競泳」だと思って誰かと競ったり、自分自身と戦ってベストタイムを更新したりして欲しい。勝負でも記録でも、目標を設定し、それに向かって日々の練習に取り組もう。練習を休まない、そんな目標でも最悪構わない。泳ぎだけに関しては、たぶん私の方がみんなより経験があると思う。だから、それを少しでもみんなに還元できればいいかな。泳ぎ方で意識してる点とか、練習メニューとか、色々。上手く教えられるかは分からないけど、先輩らしく泳ぎ方に口出ししたりとか今後するかもしれないから、その時は嫌だったら適当に聞き流してくれると助かる(笑)

マネ様
実際の話、スイマーのようにベスト更新、入賞だったりとか特別な目標はあんまり持てないと思う。ただ間違いなく、日々の練習において、タイム計測、記録管理、スタート、応援をしてくれる皆様は医水に必要な存在で、スイマー達の支えになっている。そして、スイマーは時折開催される大会で、ある意味恩返しのように、ベスト記録を更新したりして結果を残す。だからマネ様にはそんなスイマー達の成長を近くで感じて、ほんの少しでもそれを楽しんでもらえればいいなと、全然軽くでいいので、そんな部活の楽しみ方もあるんじゃないかっていうスイマー寄りの自己満発想だけど。すいません。追記:いつかの大会の時、ウグイス嬢体験をさせてほしい。個人的願望。

幹部

仲がいいと言われることが最近増えた気がする。かつて一緒に壁を乗り越えたことも関係あるのだろう。まあ夏まで一緒に頑張ろう。信頼している。

そして最後に今シーズンの自分の目標について少しだけ。今シーズンは自分でメニューを作れるからこそ、記録というものにこれまでより拘っていきたいと思う。その延長に東医体のメダルが勝手についてくれば、いや来てほしい、そんなイメージ。
来年の東医体は、開催されれば多分200IMと200Brに出場する。
目標は高めに200IM 2'12" 200Br 2'26"としておく。

まずは冬。体力つけていこう。

ぎうら、後はよろしく