医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

ダメならダメなりに

こんばんは
紹介にあずかりました小賢しい財布の番人です。

とうとう幹部になりました。「こんな奴が幹部になって大丈夫か…?」と多くの先輩方に心配をお掛けしているかと思います。自分も全くの同感であります。
 
新幹部開始早々ネガティブな話で恐縮ですが、こんな話をする機会もないのでしばしお付き合いください。

さて、これまで二年半水泳部員としてお世話になってきた訳ですが、その序盤で一つの事実が浮き彫りになりました。

それは、「性格が全く水泳に向いていないな」という事です。
向上心にも競争心にも欠き、怠惰で根気も元気もやる気も無いとなれば、特に運動量の多いスポーツである水泳に向かないというのも自明ですよね。
人は変われるとは言うものの、18年かけて出来上がったダメ人間は2年やそこらで更生するはずも無く、それでも多少はマシになったとは思いますが、本質的には何も変わっていないように思います。

思い返せばこの二年半、色々な大会に出てきましたが、得点に絡んだ事は一度たりとも無いですね。
チームにポイントを持ち帰れた事が無いわけで、それなら自分がチームに居る意味も無いのではと思った事は一度や二度では無かったように思います。それが嫌ならもっと真面目に練習すればいいんでしょうけれど、、、、。

メイン大会の前なんかは、真面目に練習している気になったりして、それなりに自己ベストを更新したりして、全てやりきったようなつもりになっているけれど、本当に最善を尽くしていたか思い返すと、全くそんなことは無くて
何となく自己嫌悪に陥ったりしますね。

「何で水泳続けてるの?」と、見かねた何人かの同期に何回か聞かれたような気がします。その度、苦笑いしながら誤魔化してきた気がします。水泳はあまり得意じゃないけれど、実は水泳部の事は結構好きだなんてセリフは照れ臭くてとても言えないですし(笑)

多分自分は無名の凡庸スイマーとして引退していくんだろうなと思っています。何なら入部した時には既に思っていました。今後も多分、得点面でチームに貢献する事は出来ないでしょう。諦めるなと怒られそうですね。
けれど幹部になったことで、少なくとも事務面ではチームに貢献できるようになった事を嬉しく思っています。

 部活をやっていると、練習がキツくて辞めたくなること、頑張れない自分が嫌いになること、頑張ったつもりでも結果が伴わないこと等々、多分あると思います。
気持ちは良くわかります。
適宜休んだりしながら、それでも辞めないで続けてくれると嬉しいです。人が減ると寂しいので。

まとまりがなくなってしまいましたが、ダメ人間でもダメ人間なりに部活を愛していきたいということと、部員の皆さんがそれぞれの愛し方で部活を愛してくれたら、というところですかね。

次は医水随一のデキる女、なんだか財布係を見る目が冷たいあの人です。
バトンタッチ!