医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

最高のエターナルサマー!

ブログリレー<6年生編>を始めます、医学科6年の藤岡です。タイトルは好きな水泳アニメのタイトルをもじりました。
まず初めに、看護大会お疲れ様でした。1日に何レースもあって厳しいスケジュールのなか、最後まで疲れを見せずに懸命に泳ぎぬいていた看護スイマー達の姿に何度も感動させられました。
この夏引退する看3の子達はみんな可愛い後輩で、大会の度に緊張で不安そうにしていた1年生の頃を見てきた分、昨日の看護大会で後輩を元気づけたり、泳ぎで結果を出していた様子を見て成長を感じました。幹部としてのプレッシャーもあったと思うけれど、その集大成を発揮できたであろうレースを見届けることができて良かったです。彼女たちの熱い想いは後輩達の胸にも強く響いて、きっと忘れられない大切な想い出になったんじゃないかなと思っています。本当に、本当にお疲れ様でした。

そんなこんなで東医体まで残り5日となりましたが、最近スイマーとして復帰した身のため、私のことを知らない方も多いと思いますので自己紹介させていただきます。
出身高校は湘南白百合学園高等学校で、中高は管弦楽部に所属していました。ヴァイオリンは14年間惰性で続けていましたが、大学では体力をつけたいと思ったことから運動部に入部しようと考えていました。
医学部水泳部の他に迷った部は全学の弓道部です。両競技とも、他者と対戦するというよりかは自身の記録更新を目標に頑張れそうで、そういった所が自分に合っているのではないかと思ったからです。
入部は4月の2週ごろと、北堀や鷲見と同じくらい早い時期に宣言しました。見学時に1度泳いで、もがきながらも25m泳げたことに対してめちゃくちゃ褒められ調子に乗せられてその場で入部宣言しました。あと何よりも、雰囲気の良さに惹かれたのが大きかったです。当時の主将に「うちは面白い部員が多くて遊ぶ時はとことん遊ぶけど、メリハリをつけて練習はしっかりしてるよ」と言われましたが、こういう所は今でも医水の良い所なんじゃないかと思っています。
初めてのレースは医科歯科戦で、50mなんてとてもじゃないけど泳げなかったので200FRのうち25mを先輩と半分こして泳ぎました。その後は体力がつき、1年の東医体では50Fr、100Fr、200FR、400FRを泳ぎました。
その後は1コースで先輩方に指導して頂き、なんやかんやあり、Brを専門にし、3年から4年にかけては幹部(主務、副将)を務めました。引退後は、先生から「君やばいよ」と肩たたきをくらうような成績であったため勉強に専念しました。それでも11月ごろは部活に参加し、4年と5年の冬季医療戦は地味に泳いでいたような気がします。幹部交代後の雰囲気にも慣れた頃の、夏の大会前とはまた違った黙々とした雰囲気の練習が好きだったからです。
5年の東医体は、ギリギリまで迷いましたが、それまでの東医体で全力で熱を注いできた分、生半可な気持ちで参加する気にどうしてもなれず、泳がないことに決めました。あと未だに先生から「君、”本当に”やばいよ」と肩たたきをくらうような成績であったのも理由の一つです。メイン大会では応援に徹しましたが、一つ上の先輩方が東医体で有終の美を飾っている姿や後輩の引退に立ち会えたので、行って良かったなと心から思えました。
その後も実習やなんやかんやで目まぐるしく時が過ぎ、6年になり、医科歯科戦の最早伝統行事となりつつあるオールエントリーを荻窪、小島と完泳しました。その頃にはもう専門のBrのタイムなんてBestから程遠かったけれど、後輩たちが精一杯応援してくれる姿を見て、このメンバーと、仲間たちと熱い夏を過ごしたいという思いを強くしました。
4月以降、部活に行ったり行かなかったりと4ヶ月を過ごしてきましたが、1年生はみんな頼もしく、満を持してのOKAZAKIの帰国もあり、本当に雰囲気が良いなかで毎回楽しく練習することができたなと実感しています。
きっと幹部一人ひとりが小さな心がけをしていたり、地道に仕事をこなしてくれていたり、部活について話し合って深く考えてくれていた積み重ねなんだと思います。そんな幹部の考え方が伝播し、後輩たちもこの人達についていこうと思い、1つのチームになったのではないでしょうか。
練習のレベルはずっと上がっていてきついメニューもあったけれど、幹部の3人が作るメニューのお陰で筋肉やスタミナも確実についてきたように感じます。また、どんなにきついメニューでもしっかりタイムを取ってくれたマネさん達のお陰で、実りある練習を送ることができました。
東医体では、個人で50Br、100Br、リレーでは200MR(鈴木-藤岡-荻窪-大島)、200FR(鈴木-河本-大島-藤岡)を泳ぎます。最後の東医体、心からやりきったと言えるように最後まで全力を尽くします。
皆の泳ぎを見るのもきっとこれが最後になるだろうから、精一杯応援し、その姿を目に焼き付けます。部員全員の努力が実を結ぶこと、切実に願っております。
練習も残すところあと2回となりました。一年間の集大成が東医体で発揮できるよう、頑張っていきましょう!