医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

僕が伝えたかったこと

さて、ここには何を書くべきなのでしょう。今年の6年生、幹部リレーを読みました。去年や一昨年のブログも読んでみました。僕も皆さんと同じ類の内容を書こうとしましたが、なにぶんひねくれているもので、書くことができません。でも僕なりに今までを振り返って書いてみようと思います。



1年前期
当時の僕を後輩の皆さんが見たら驚くことでしょう...誰だお前!?ってレベルですヨ


詳細は省きますが、東医体でのある出来事から僕の水泳や部活に対する考え、想いは変わりました。


1年後期〜3年前期
暗黒時代。たくさんのクズエピソードを量産した覚えがあります。



そんな中、一番迷惑をかけたにも関わらず、僕を見捨てずに励ましてくれたのが今の医学科5年の二人でした。僕はそんな二人に恩返しがしたかったのですが、力が及ばず、結局何もできないまま、あの二人が幹部だった去年の東医体は終わりました。それが本当に何よりも心残りでした。




話は前後して去年の東医体の前の話ですが、僕はいろいろあって、ある先輩と後輩が参加していた飲み会に乱入しました。後輩の方とはそのまま夜の公園に行きブランコに乗って腹を割って話していたのですが、謎の外国人集団の襲来によって身の危険を感じたため結局カラオケボックスに避難しました。今となってはいい思い出です。話がそれましたが、その一件で、自分が幹部になったらこんな嫌な思いをする部員がいないような部活にしたいと強く思うようになりました。


また別の話、オフ明け前の自主練で
今まで自主練にはほぼ行ったことのない僕でしたが、幹部になるということで参加していました。といっても当時の僕は筋トレばかりしていたので、前半はプールにはいませんでした。筋トレが終わって、さて泳ごうとプールホールまで戻って来ると、ある光景が目に入りました。様子がおかしかったので練習後にその部員に話を聞いてみました。それで分かったのは部活では僕の知らないところでいろいろなことが起きていて、その結果として嫌な思いをしている部員がいたということでした。


なんとかしないといけない。


しかし、いざ幹部になっても、僕自身に甘えがあり、結局何もできないまま、12月になってしまいました。このままでは去年と何も変わらない。当時の部活の空気にも正直僕は耐えられませんでした。心のもやもやはMAXでした。




そんな中、良かったか悪かったかは別として、年明けから僕も練習メニューを作ることになりました。今だから言いますが、僕は水泳や部活に対してかつての自分のような思いをする部員を出さないことを目標にやっていました。


いざやってみると、今まで自分は他の人をまったく見ていなかったんだと痛感しました。同じコースで泳いでいた人のことも、ましてや他のコースのことも。


いざちゃんと周りを見るようになってみると、今まで見えてこなかったものも見えてきます。

僕「ちょ、待てよ(キムタク風)、こいつら、水泳経験者でもないし、文化部だったやつも多いのに、めっちゃ頑張ってるな?」

中高時代から、運動部至上主義だった僕は考えを改めました。


4月からは練習に間に合わなかったり、自分の作った練習メニューをこなせなかったり、プールで溺れて死にかけたりして、今の2,3コースのみんなには本当に迷惑をかけました。そんな不甲斐ない姿を見せていたのにもかかわらず、サポートして、ついてきてくれたみんなには本当に感謝してます。なぜ、俺があそこまでやっていたかというと、、、あれが俺なりのみんなへのメッセージだったつもりです。伝わって...るわけないか(笑)気になったら聞いてね。




そろそろしめねば...



まじで、みんなよくやったと思います。ずっと一緒に練習してきた俺が言うんだから間違いないんです。最初は"泳がされる"だったかも知れないけど、だんだんと自分の意思で"泳ぐ"になったと思います。練習中に声も出すようになったし。だからみんなもっと自信もっていいんですよ。

今ここに挙げたのは全部俺にも当てはまることです。最後の練習できちんと言えなかったので、ここで言っておきます笑


「君達」って表現は良くない、そう言ってくれた後輩の意見に僕はハッとしました。「君達」だと僕が入ってないんですね。それ以来「みんな、皆」ってのを意識して言うようにはしていました(あんまできてなかったけど)。まあ多分伝わってないので(笑)、ここでもう一回言っとこうと思います。



今まで一緒にやってきた仲間「みんな」で、東医体・看護大会、結果出しましょう!


Ju YT