医水民の日常

横浜市立大学医学部水泳部のブログです。

社会人で美術学校

 こんばんわ。アキヒロさんから指名されましたマサムネです。
 フルマラソン出場予定!!!相変わらずアキヒロさんは鉄人ですね〜。そのパワーがあれば雪の日でも古代オリンピックを決行できちゃった気がします。卒業式3/25の古代オリンピックは、クラナリ君とヤマモト君も参戦するそうです。
 
 さてさて、このタイトルのお話。先日友人が仕事の関係上美術学校に通うことになりました。しかも仕事の終わった夜。。。彼は経済、経営一本で来たので、美術のことなどまったく知りません。予習もなにもないまま、仕事帰りに何も持たずに教室に飛び込むと、
  「りんごとアルミ缶と木材」の置かれたテーブルクロス
を囲って高校生(おそらく美大志望)が一生懸命デッサンをしていました。先生に「あなたも始めてください」と言われたが、手元には何もない。先生の指示を受けて別館に「デッサンセット」を買いに行く。無愛想なお姉さんから鉛筆十数本にキャンパス、見たこともない物まで買わされて、やっとの思いで教室に戻ると、今度はデッサン用の紙がない。またまた別館に戻り、無愛想なお姉さんから不思議がられつつ、紙を手にしてまた教室に戻る。
  「これで絵が描けるよ。。。」
と、十数本の中から鉛筆をとると、真新しくて、削れてない。友人が先生に
  「先生、鉛筆削り貸してください」
と言うと、突然教室から笑い声が聞こえた!!当然友人もビックリです。実はデッサンでは持参のナイフで鉛筆の芯の部分が3〜4センチも出るように削るのです。そんなの知らないよ、と彼は思いつつ一本だけ鉛筆を削りやっとの思いで、デッサンにとりかかった。
 数分後。なんと彼は一番に書き終えてしまった。らしい。。。あの、前半戦の別館との往復はどこえやら。やはり天才は違うのか
 彼は横にいる高校生の絵をちょっと覗いてみた。
  ”驚愕
  ”輪郭がない!!!”
高校生は輪郭線などない見事な白黒の陰影でデッサンを終えようとしていた。一方、真っ先に終えたはずの友人のデッサンは見事に「輪郭のみ」で描かれていた。 この先、全員の絵が黒板に張り出され、先生の採点が始まったらしい、、、
  
 何事も、新しい世界に飛び込むのには勇気のいるものです。若いうちに沢山苦い経験をつんでおきましょう。
 
 次回の日記は、久々のヒロコどの、お願いします。